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NTTロジスコ、グループ外顧客向け物流施設を改築

2012年1月20日 (金)
千葉新A棟の外観

千葉新A棟の外観

メディカルNTTロジスコは20日、千葉県市川市にある「千葉物流センタ」内の新A棟を竣工したと発表した。

 

千葉物流センタは、京葉道路原木ICから1.5キロメートル、首都高速道路湾岸線千鳥町ICから3キロメートルで、都心・東京湾や成田空港へのアクセスに優れる。

 

同センターでは、NTTグループ以外の顧客向け通販、医療機器、精密機器検査など「高付加価値サービス」を中心に提供しているが、恵まれた立地条件と物流センタの管理能力が評価されて受注が好調なため、2010年11月に竣工した新D棟(現市川物流センタ)が満床となったことからA棟を新たに改築した。

 

新A棟は、耐震基準の1.25倍と高い耐震性能を備えており、フロア当たり約4000平方メートル(約1200坪)に事務所を配置。顧客ニーズに沿った区分割りで提供できる構造となっている。

 

また、倉庫有効天井高さを6メートルに設定し、保管ラック配置を考慮したスパン割りにするなど、高効率な荷物保管が可能な構造とした。

 

設備面では、空調設備を完備するとともに、外壁にも金属サンドイッチパネルを使用して空調効率を高めた。監視カメラ・入室セキュリティ機器の標準装備、警備員の24時間配置を実施してセキュリティ対策を充実させ、事務所・共用部はLED照明を採用した。

 

■新倉庫棟の概略
所在地:千葉県市川市二俣717-88
敷地面積:合計約3万7000平方メートル
構造:鉄骨造地上8階建(倉庫フロア4階)
延床面積:約1万7000平方メートル(約5100坪)
主な仕様:監視カメラ、入退室管理システム、荷物用エレベーター4基、ドッグレベラー5基、LED照明(事務所・共用部)