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日本産業車両協会調べ

15年の無人搬送車システム納入実績が4割増加

2016年10月31日 (月)

調査・データ日本産業車両協会は10月31日、2015年(暦年)の無人搬送車システム納入実績を発表した。

15年の国内向け、輸出向けを合わせた無人搬送車システム納入件数は606システムで、前年実績を45.7%上回った。また台数では2063台で前年実績を46.2%上回った。

無人搬送車システム納入件数の車両タイプ別の割合は「無人搬送車(台車)」が42.9%(2ポイント増)、「無人けん引車」が51%(0.4P減)、「無人フォークリフト」が6.1%(1.5P減)。業種別では自動車・同付属品製造業向けが57.9%(7.2P増)と最も多く、次いで「一般機械器具製造業」向けが10.1%(2.2P減)となった。車両誘導方式別割合は、「磁気式」が93.4%(3.3P増)と大半を占め、「レーザー式」は2.3%(2.3P減)にとどまった。

国内・海外向けの割合は、国内向けが79.9%(3.2P増)、海外向けが20.1%(3.2P減)と国内向けが8割を占めているが、1システム当たりの台数でみると国内向けは3.4台(同)、海外向けは6.5台(2.2台増)と、海外向けで大きく増加した。調査対象の無人搬送車システムメーカーは18社。