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無人搬送車の納入数は3年連続減、輸出落ち込む

2023年9月13日 (水)

調査・データ日本産業車両協会は12日、2022年の無人搬送車システム納入実績をメーカー21社を対象に調査し、結果をまとめた。「運輸・倉庫業」向けの無人搬送車システム納入件数の割合は2.6%と低水準だった。

2022年の国内向け、輸出向けを合わせた無人搬送車システム納入件数は、前年比4.7%増の821件で3年ぶりの増加となり、納入台数は2441台(同6.6%減)で3年連続で減少した。国内向けと海外向けの納入件数の割合は、国内向けが89%、海外向けは11%となり、3年連続で海外向けが低下した。1システムあたりの台数では、国内向けは2.9台、海外向けは3.5台と、海外向けで減少した。

無人搬送車システム納入件数の車両タイプ別の割合は「無人搬送車(台車)」が46.7%で前年とほぼ変わらず、「無人けん引車」が46.4%と上昇し、「無人フォークリフト」 は6.9%と2年連続で低下した。

無人搬送車システム納入件数の業種別割合は、「自動車・同付属品製造業」が46.7%と最も多く、「一般機械器具製造業」が15.1%で続き、この2業種だけで全体の6割強を占める。「運輸・倉庫業」は 2.6%、「卸・小売業」は2.2%だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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