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SBSが16年主要トピックス発表、拠点拡大で3PL堅調

2016年12月8日 (木)
SBSが16年主要トピックス発表、拠点拡大で3PL堅調2
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ロジスティクスSBSホールディングスは8日、同社グループの2016年の主要トピックスをまとめた。16年は2月にインド子会社の経営からの撤退を余儀なくされたものの、積極的な拠点開設が相次ぎ、ワイン、百貨店、ネット通販、ドラックストアなど幅広い分野で3PLビジネスの拡大が継続。11月には12月期(通期)業績予想を上方修正し、47億円の最終黒字で着地する「V字回復」を達成する見通しとなった。

■SBSグループ主要トピックス

2月インド子会社売却で2015年12月期最終赤字(SBSグループ)大口取引債権の回収困難でインドの子会社SBSトランスポールロジスティクスの経営から撤退を決断、売却した。これに伴い120億円の特別損失を計上したため38億円の最終赤字となった。
2−3月関東に2拠点、大型3PL物流施設が竣工(SBSロジコム)2月、横浜の新杉田に12000坪の大型マルチテナント型物流センターが竣工。ネット通販、アパレル、高級ワインなどの業務を開始。3月、埼玉の所沢に9200坪の百貨店専用センターが竣工。
2−6月過去最大規模、5万坪の物流拠点開設(SBSロジコム)新規稼働した横浜、埼玉の自社物流センターのほか、千葉(佐倉、印西、市川)、兵庫(三田)などで合わせて5万坪の物流拠点を開設。ワイン、百貨店、ネット通販、ドラックストアなど3PL事業のベースロードが拡大。
4月熊本地震で被災地へ300万円寄付(SBSグループ)過去最大の震度7を観測した熊本地震は熊本・大分両県に深刻な被害をもたらした。被災者の救援や被災地の復興に役立てもらおうと義援金300万円を拠出した。
通年「健康経営」に向けた施策や研修に取り組む(SBSグループ)義務化されたストレスチェック実施に加えて、高齢ドライバーの脳MRI検診の実施、労災事故を防ぐオリジナル安全・安心体操の開発、睡眠研修や腰痛予防研修の初開催など従業員の心身の健康増進に取り組む。
10月3温度帯の最新物流センターが仙台に誕生(SBSフレック)東北エリアの3温度帯物流拠点を仙台センターに集約。最新の冷凍冷蔵設備による徹底した温度管理のもと、北海道・東北と関東の中継地点として24時間365日稼働で3温度帯物流を提供する。
11月第1回SBSグループドラコンを開催(SBSグループ)SBSグループとして初となるドライバーコンテストを開催。グループ7社の21人の選手が安全技術を競った。鎌田正彦代表も30年ぶりにハンドルを握りコースを試走。グループ全体へ安全意識の浸透を図る。
11月通期予想を上方修正、V字回復が確実に(SBSグループ)2016年12月期通期連結業績予想を上方修正。グループ一丸となって計画達成に取り組んだ結果、最終利益は47億円の黒字で着地する見通し。前期38億円の赤字からのV字回復が確実となる。