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昨年12月契約の輸出向け船舶、前年比78.6%減少

2017年1月19日 (木)

調査・データ日本船舶輸出組合は18日、昨年12月の輸出船契約実績を発表した。

一般鋼船の契約は8隻、48万総トンで前年同月と比べて78.6%減少した。内訳はバラ積船がハンディマックス型2隻、パナマックス型3隻、鉄鉱石運搬船1隻、油送船がVLCC1隻、ケミカル船1隻となった。4-12月分の輸出船受注量は54隻、243万総トン(87.1%減)だった。

12月受注分の契約態様は、トン数ベースで円建契約が1.6%、外貨建が98.4%、現金払契約が100%、商社契約が9.1%。4-12月分では、円建契約が6.3%、円・外貨ミックスが10.2%、外貨建が83.5%、現金払契約が100%、商社契約が12.6%。

納期別の内訳は、2017年度ものが1.6%、18年度ものが66.8%、19年度ものが31.6%。4-10月分では、17年度ものが42.5%、18年度ものが40.2%、19年度ものが15.2%、20年度ものが2.1%となった。

一方、通関実績は12月分が4隻、10万総トン、4-12月分が163隻、690万総トンとなり、この結果、12月末の輸出船手持工事量は597隻、3066万総トンとなった。