財務・人事トランコムが7月31日に発表した2018年第1四半期(4-6月期)は、物流情報サービス事業が好調だったものの、ロジスティクスマネジメント事業が減収減益となったのが響き、全体では増収減益となった。
ロジスティクスマネジメント事業は、新規業務の稼動、既存拠点の物量増加に伴う増収要因はあったものの、前期に一部既存拠点で業務縮小した影響により減収となった。営業利益は、前期に稼動した拠点の収益化の影響があったが、4月に稼動した拠点の初期費用の計上、一部既存拠点の生産性悪化により減益。
物流情報サービス事業は、アジャスターの営業力を結束した貨物情報取得に加え、分析ツールを駆使したアプローチなどにより、チャーター部門・中ロット部門ともに、成約件数は順調に推移。また、人員の増強を図り、更なる事業成長に向けた取り組みを推進したことが寄与し、増収増益を確保した。
■2018年3月期第1四半期決算(単位:百万円)
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 34,392 | 8.6% | |
営業利益 | 1,227 | -8.3% | 3.6% |
経常利益 | 1,207 | -7.0% | 3.5% |
当期利益 | 608 | -58.0% | 1.8% |