財務・人事トランコムが25日に発表した2023年3月期第1四半期の連結決算は、売上高が前年同期比4.9%増の415億5600万円、営業利益が13%減の18億8200万円、四半期最終利益が9.8%減の13億1000万円となり、増収減益の滑り出しとなった。
ロジスティクスマネジメント事業は既存業務の一部業務縮小・撤退が影響し、減収減益。物流情報サービス事業は、国内輸送需要の持ち直しがあったが燃料価格の高騰などの影響を受け増収減益となった。
同事業の情報数動向は、貨物情報数が14.2%増、空車情報数が11.2%減、成約件数は4.8%増で、車両不足が加速している動きを示すものとなった。インダストリアルサポート事業は、既存拠点の撤退による減収影響があったものの、増益を確保した。