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全機関で運賃プラスの動き、日通総研調べ

2017年8月2日 (水)

調査・データ日通総研がこのほど発表した企業物流短期動向調査結果によると、国内向け出荷量の動きを示す荷動き指数の1-3月実績はマイナス4で前期から横ばい、4-6月実績はマイナス1で3ポイント上昇、7-9月見通しはプラス8で9ポイント上昇する。

業種別荷動き指数(全15業種)は4-6月実績が6業種でプラスとなり、8業種が上昇。7-9月見通しは10業種でプラス、11業種が上昇する。地域別荷動き指数
(全9地域)は4-6月実績が4地域でプラス、4地域で上昇、7-9月見通しは8地域でプラス、8地域で上昇する。

輸送機関別利用動向指数(全6機関)の4-6月実績は全機関でマイナスとなり、上昇した機関はなく、内航コンテナ・RORO船以外の5機関で低下。7-9月見通しはプラスは一般トラックのみだったが、全機関で上昇した。

輸出入貨物荷動き指数(全4機関)の4-6月実績はプラスは外貿コンテナ・輸出のみだが、全機関で上昇。7-9月見通しもプラスは外貿コンテナ・輸出のみだが、国際航空・輸出以外の3機関で上昇する。

在庫量と営業倉庫保管量動向指数(全3分野)の4-6月実績はプラスは営業倉庫保管量のみだったが、製品在庫量、営業倉庫保管量で上昇。7-9月見通しもプラスは営業倉庫保管量のみだが、原材料在庫量、営業倉庫保管量で上昇する。

運賃・料金動向指数(全6機関)の4-6月実績は全機関でプラスとなり、全機関で上昇。7-9月見通しは全機関でプラスとなり、内航コンテナ・RORO船以外の5機関で上昇した。

物流コスト割合動向指数(全15業種)の4-6月実績は木材・家具以外の14業種でプラス、業種全体ではプラス16。12業種で上昇し、業種全体では5ポイント上昇した。7-9月見通しは全業種でプラス、業種全体では19となった。9業種で上昇、業種全体では3ポイント上昇する。

■調査結果の詳細
https://www.nittsu-soken.co.jp/wp-content/uploads/2016/10/tankan-zenbun2017-6.pdf