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名鉄運輸・1Q、人件費・燃料費増え営業益14%減

2017年8月7日 (月)

財務・人事名鉄運輸が7日発表した2018年3月期第1四半期(4-6月)決算は、人件費・燃料費の増加により営業利益が14.6%減少した。

貨物運送関連事業では、混載事業を中心に貸切輸送などの顧客需要を積極的に取り込み、物量を確保。営業力強化のため、新たに各地域へ営業専属の担当者を配置し、東京営業部との連携により新規荷主獲得を進めた。

また、輸送コストに応じた運賃等の条件改定交渉について取り組んだ。業務面では日本通運と連携し、配送の受託のほか施設の共同利用を進めるなど事業領域の拡大と経営資源の有効活用を図った。

流通倉庫関連では、飲料メーカーでのリニューアル商品の出荷が増えたことや、日用品メーカーでのインバウンド需要の持ち直しなど主要顧客の売上が前年を上回った。

これにより物流関連事業全体の売上高は0.6%増となったものの、営業利益は人件費・燃料費の増加により6.7%減少した。

■2018年3月期第1四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
27,5060.7%
営業利益
1,144-14.6%4.2%
経常利益
1,203-14.2%4.4%
当期利益
820-57.0%3.0%