拠点・施設独特殊化学品メーカーのランクセスは12日、膜エレメント製品の製造能力を2倍に増強したと発表した。逆浸透(RO)膜エレメントへの需要増に対応するため、独ビターフェルド拠点の製造能力を拡大した。
RO膜エレメント市場は、向こう数年間にわたって平均年率10%を上回る成長が続く見通しだが、ビターフェルド拠点の製造能力が「ほぼ限界」となっていたことから、2016年8月に同拠点の製造能力強化に着手した。
同社のビターフェルド拠点では、膜エレメントプラントだけでなく、均一粒径イオン交換樹脂を扱う世界最大のプラントを稼働している。