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日通・ヤマトなど22社が決算発表

2017年10月31日 (火)

財務・人事10月31日決算発表の企業は次の通り。

ニチレイの低温物流事業コスト削減取組み営業益14%増
日本通運航空輸出伸び上期営業利益3割増
ヤマトホールディングス中間赤字120億円、通期は黒字予想
山九山九の中間・10%増益、物流・機工事業とも堅調
日本郵船コンテナ荷動き想定上回る水準
商船三井コンテナ船部門172億円改善
川崎汽船コンテナ・不定期部門好転し黒字化
NSユナイテッド海運外航・内航海運事業ともに増収増益となった。効率配船やコスト削減…
三菱倉庫物流事業好調で増収増益
郵船ロジスティクス米州・東アジア部門不振
東洋水産の冷蔵事業農畜産品・冷凍食品を中心に保管・配送の取り扱いが…
カンダホールディングス3月に子会社化した中村エンタープライズの業績が…
日本ロジテム大型拠点への得意先誘致が進捗したことに加えて…
丸和運輸機関稼働車両の不足に伴う輸送コストの増大…
明治海運主力の外航海運業部門で前年に竣工した新造船がフル稼働したことに加えて…
飯野海運海運事業では既存契約の有利更改への取り組みや…
宇徳港湾事業でアジア航路コンテナ貨物が堅調に推移したほか…
サンリツ無線通信機器の取り扱いが減少したものの…
東海運物流事業は、国際貨物でロシア向けの油井管輸送コンテナ輸送量…
川崎近海汽船近海部門の市況改善や内航部門の堅調な荷動きなどで…
桜島埠頭第1四半期の納入先の定期修理などによる…
トーモクの運輸倉庫事業上半期前半の好天の影響により飲料関係が順調に推移し…

■東洋水産の冷蔵事業
農畜産品・冷凍食品を中心に保管・配送の取り扱いが増加したことで4.5%増収。セグメント利益は、受託品の取り扱いが増えたことによる運賃保管料の増加があったが、業務の見直しに取り組んだことにより19.4%増加した。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
9,0454.5%
営業利益
1,18819.4%13.1%

■NSユナイテッド海運
外航・内航海運事業ともに増収増益となった。効率配船やコスト削減、円安の影響を受け、当初の想定以上に生じた為替差益を営業外収益として計上したため、経常利益・純利益が改善した。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
67,72013.3%
営業利益
3,83262.4%5.7%
経常利益
3,118-4.6%
当期利益
3,661-5.4%

■カンダホールディングス
3月に子会社化した中村エンタープライズの業績が寄与した一方、販売費・一般管理費も増加したことで増収減益。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
20,2772.6%
営業利益
1,041-0.9%5.1%
経常利益
1,020-3.3%5.0%
当期利益
6090.3%3.0%

■日本ロジテム
大型拠点への得意先誘致が進捗したことに加えて通販関連を中心に3PL事業が拡大したことで増収。営業利益は人件費、倉庫賃借料、燃料費などの主要コストが上昇したことで減少した。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
35,8449.9%
営業利益
1,816-14.4%5.1%
経常利益
1,937-14.3%5.4%
当期利益
1,336-10.5%3.7%

■丸和運輸機関
稼働車両の不足に伴う輸送コストの増大、天候不順による物量減や一部料金改定の遅れ、「ECラストワンマイル当日お届けサービス」での配送拠点・車両・人員確保など事業立ち上げに伴う一時費用の増加などで14.4%の営業減益。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
9,6570.8%
営業利益
360-12.0%3.7%
経常利益
346-18.8%3.6%
当期利益
209-28.1%2.2%

■明治海運
主力の外航海運業部門で前年に竣工した新造船がフル稼働したことに加えて、タンカー、自動車船それぞれ2隻、コンテナ船1隻の計5隻が新規稼働したことで増収。一方、入渠隻数が増加したこともあり営業利益は減少した。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
19,54812.3%
営業利益
2,409-16.4%12.3%
経常利益
1,93210.0%9.9%
当期利益
64082.6%3.3%

■飯野海運
海運事業では既存契約の有利更改への取り組みや効率配船・運航採算の向上を図った。不動産事業は、飯野ビルディングなどが順調に稼働して安定した収益を確保した。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
40,439-3.3%
営業利益
3,3396.5%8.3%
経常利益
3,07954.6%7.6%
当期利益
3,445124.3%8.5%

■宇徳
港湾事業でアジア航路コンテナ貨物が堅調に推移したほか、プラント・物流事業でジャパンエキスプレスから物流関連事業を譲り受けたことから、前年同期に比べて貨物の取扱量が大幅に増加した。

▽2018年3月期第2四半期

処分日社名所在地処分内容違反概要違反点数
4三栄急送(本社営)青森県黒石市車両の使用停止50日車+文書警告乗務時間基準の順守違反など4件5
26ヤマキ農業運輸(本社営)岩手県一関市車両の使用停止20日車+文書警告点呼の実施義務違反など5件2

■サンリツ
無線通信機器の取り扱いが減少したものの、国際航空貨物・制御システムの新規案件に加えて工作機械のスポット受注が増加したことにより増収。営業利益は、売上高の増加や賃貸ビル事業で満室が寄与したことで増加した。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
7,7527.9%
営業利益
29033.0%3.7%
経常利益
24152.0%3.1%
当期利益
156311.6%2.0%

■東海運
物流事業は、国際貨物でロシア向けの油井管輸送コンテナ輸送量が増えたほか国内貨物で倉庫の稼働率が堅調に推移した。海運事業は内航船で建設発生土の取扱量が増え、外航船で粉体貨物が増加した。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
19,9709.7%
営業利益
345229.3%1.7%
経常利益
359179.0%1.8%
当期利益
186191.7%0.9%

■川崎近海汽船
近海部門の市況改善や内航部門の堅調な荷動きなどで増収増益。一番売上の大きい内航部門で売上・部門利益とも2ケタを超える伸びを示したほか、近海部門で増収、営業損失の改善など好調に推移した。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
20,01411.2%
営業利益
1,30090.4%6.5%
経常利益
1,323126.2%6.6%
当期利益
895781.8%4.5%

■桜島埠頭
第1四半期の納入先の定期修理などによる取扱数量の減少の影響はあったが、59万円の営業利益(前年同期は2700万円の営業損失)を確保した。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
2,0312.6%
営業利益
0-0.0%
経常利益
33-1.6%
当期利益
32-1.6%

■トーモクの運輸倉庫事業
上半期前半の好天の影響により飲料関係が順調に推移し、前期から開始した新規取引先の取り扱いが伸長して増収。営業利益はセンター開設に伴う一時費用の発生や車両不足、ドライバー不足などによる費用増加もあったが内部コスト改善に努め増益を確保した。

▽2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
18,74034.0%
営業利益
98917.8%5.3%