仏都市部、7日0時1分にXbox最新機の受取可能に

話題仏ボロレロジスティクスの発表によると、同社傘下でパリなどの都市部で宅配受取ボックスのような荷物収容設備に荷物を届ける「ラストマイル特化」の宅配を手がけるブルーディストリブの取り組みにより、仏都市圏の顧客は7日に世界同時発売となるマイクロソフト製ゲーム機「エックスボックス・ワン・テン」（Xbox One X）を「発売日を1分過ぎた時点」でプレイできるようになる。

11月2日までにディスカウントストア「Cディスカウント」のウェブサイトで予約し、発売日に日付が変わってすぐにブルーディストリブの設備で受け取ることを選択した顧客向けに“イベント”として行うもので、顧客はセキュリティコードを含むメッセージをスマートフォンなどのSMSで受信し、深夜0時1分以降であれば、52か所ある受取設備のうち、最寄りの場所でエックスボックス・ワン・テンを手にすることができる。

一刻も早く新しいゲーム機を手にしたい「ゲーマー」にとって、一般の販売店が開店する前に受け取ることができるという、このイベントを演出するブルーディストリブでは「世界初の取り組み」であることを強調し、マイクロソフト、Cディスカウントと事前に打ち合わせた上で実現していると説明。今後は今回の事例をもとに、「イベント配送」を強化する考えを示した。

ブルーディストリブの配送は、夜間にECを通じた受発注の流れを処理し、翌朝早くに受け取ることができるシフトと、当日中に受け取りたいニーズに対応するシフトの1日2回転をベースに配送業務を構築している。