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石井国交相、ムンバイ湾横断道路受注契約に立会い

2018年1月5日 (金)

(出所:国土交通省)

行政・団体国土交通省は5日、石井啓一国交相がインドに出張し、ムンバイ湾横断道路の建設事業について、マハーラーシュトラ州のファドナヴィス首相とともに日本企業とムンバイ都市圏開発庁の契約調印に立会ったと発表した。

石井国交相は昨年12月24日から29日までスリランカ、インドに出張し、両国の政府要人とインフラ・交通分野の政策協議を行ったほか、関連施設を視察し、インドでは日本企業の参画が決定したムンバイ湾横断道路の重要性、ムンバイメトロ3号線への協力、ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道、貨物専用鉄道(DFC)の進捗に向けた課題について意見交換を行った。

また、ムンバイ湾横断道路の建設事業について、州首相とともにインドL&T社と日本のIHIインフラシステムのJV、ムンバイ都市圏開発庁との契約調印の立ち会った。

ピユーシュ・ゴヤル鉄道・石炭相との高速鉄道と駅周辺開発の進捗に向けた課題協議では、貨物専用鉄道(DFC)、在来線の安全対策などのインフラ・交通分野で協力を継続していくことで認識を共有。ニティン・ガドカリ道路交通・海運・水資源・河川開発・ガンジス川再生相との会談では、既設有料道路の管理・運営事業、JOINの出資を活用した日本企業の参画を報告したほか、インドにおける道路分野のPPP事業、休憩施設整備、ITS事業、山岳道路などの道路分野で意見交換した。

スリランカでは、ヤーパ災害管理相、ハキーム都市計画・上水相と会談。水害・土砂災害対策や、都市化に伴い必要となった下水道整備などの分野における協力について意見を交換した。