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J.D.パワー調べ

大型トラック満足度、日野が9年連続1位に

2018年1月17日 (水)

調査・データ顧客満足度調査・コンサルティングを手がけるの国際的な専門機関であるJ.D. パワーアジア・パシフィック(東京都港区)は17日、2018年日本大型・小型トラック顧客満足度調査の結果を公表した。大型トラック部門で日野自動車が9年連続顧客満足度1位になった。

大型トラック部門は、1位が日野、2位にいすゞ自動車となっている。主要各社の新型モデルがそろった昨年は、総合CSIの大型トラックセグメント平均は568ポイントとなり、前年の560ポイントから8ポイント向上した。ブランド別には日野が583ポイントで9年連続首位。日野は車両評価、営業対応評価でトップ評価となった。2位のいすゞは、コスト評価がトップ評価だった。

小型トラックでも1位が日野、2位いすゞとなった。小型トラックのセグメント平均は550ポイント、前年の549ポイントと同水準だった。ブランド別では日野が571ポイントで4年連続首位。日野は車両評価、営業対応評価がトップ評価。いすゞは全ファクターでセグメント平均を上回る評価だった。

調査は年1回、全国のトラック貨物輸送事業者の経営者を含む車両購入決定権者を対象に、各事業者が保有するトラックメーカー・販売店に対する総合的な満足度を測定。「車両」「アフターサービス」「営業対応」「コスト」の4ファクター、10の詳細項目にて評価を聴取している。総合満足に与える各ファクターの影響力は順に、車両(44%)、アフターサービス(23%)、営業対応(21%)、コスト(12%)となっており、総合満足に与えるこれらの影響力と評価の素点に基づき、1000点満点とする総合満足度スコアを算出している。

2017年9月から10月に郵送調査を実施。2184の事業者から3336件のメーカー評価(大型)、1888の事業者から2709件のメーカー評価(小型)を聴取した。