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HMM、米物流拠点に新型港湾クレーン4基導入

2026年7月28日 (火)

国際HMM(韓国)は27日、米国子会社のワシントン・ユナイテッド・ターミナルズ(WUT)が、HD現代三湖と港湾クレーン4基の供給契約を締結したと発表した。米国西海岸の物流拠点であるWUTの設備を更新し、コンテナ取扱能力を拡大することで、物流サービスの強化を図る。

WUTは米国ワシントン州タコマ港に位置し、1999年に開業したコンテナターミナルで、敷地面積は約51万平方メートル、バース延長は793メートルを備える。埠頭内には26両編成の貨車を同時に受け入れられる鉄道システムを整備しており、HMMの米国西海岸航路と内陸物流を結ぶ拠点として機能している。

(出所:HMM)

現在は岸壁クレーン8基とヤードクレーン6基を運用しているが、今回の近代化計画では老朽化した岸壁クレーン2基を新型設備に更新するとともに、ヤードクレーン2基を追加導入する。これにより大型コンテナ船への対応力を高め、年間コンテナ取扱能力を59万TEUから88万TEUへ拡大する計画である。

契約では、HD現代三湖が設計から製造、輸送、設置、試運転までを一括して担うターンキー方式で設備を供給する。納入は2028年までに完了する予定だ。

HMMは世界的なサプライチェーンの強化と物流ネットワーク拡大に向け、港湾インフラへの投資を継続している。昨年にはインド・ヴァドヴァン港の開発でジャワハルラール・ネルー港湾局と覚書を締結したほか、スペイン・アルヘシラスのTTIAターミナルでも拡張を進めている。

HMMは、今回の設備更新により荷主に対してより効率的な物流サービスを提供できるようになるとしており、今後も船隊の拡充と並行して運用能力を支える港湾インフラへの投資を継続する方針だ。

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