
(出所:DPワールド)
国際DPワールド(UAE)は27日、セネガル西部で建設を進めるンダイヤネ港で主要な浚渫工事を予定より13か月早く完了したと発表した。
ンダイヤネ港はダカールから約50キロに位置する深水港で、完成後はセネガルの主要コンテナ港として国際貿易を支える。DPワールドは現在、現場で1043人を雇用しており、建設が本格化している。
浚渫工事では、世界最大級のコンテナ船が入港可能な全長5キロ、水深20メートルの航路に加え、直径600メートルの旋回水域、875メートルのバースを整備した。工事には世界最大級のカッターサクション浚渫船2隻を投入し、浚渫した土砂の95%以上が岩盤という難工事だったが、発破を使用せず完了した。
今回の早期完了により、岸壁建設や海洋・土木工事を前倒しで進めることが可能となり、2028年の開港計画を後押しする。完成後は世界最大級のコンテナ船が寄港可能となる港として整備が進められている。
DPワールドはセネガルで港湾インフラへの投資を継続しており、2008年のダカール港ターミナル運営開始以降、約3億4000万ドルを投資した。コンテナ取扱量は26万5000TEUから85万TEUへ拡大し、船舶の待機時間も35時間からほぼゼロまで短縮した。
同社は、ンダイヤネ港プロジェクトへの投資額が12億ドルに上るとしており、貿易の拡大や物流効率の向上に加え、雇用創出や地域経済の発展を通じて、西アフリカの物流ハブとしてのセネガルの競争力強化を目指す。
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