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9年前の重大事故忘れぬ、東電物流が安全理念策定

2018年3月6日 (火)

環境・CSR東京電力パワーグリッド傘下で東電グループの物流を担う東電物流(東京都品川区)は6日、安全理念と安全行動指針を策定した。

同社は2009年3月6日に自社構内で発生した重大事故を教訓として、この日を「安全の日」と定めて社内の安全意識の醸成に取り組んできた。

1月には新たな行動指針「私たちの道しるべ」を策定し、その第1条を「私たちは企業活動のすべてで、安全最優先で行動する」と定め、全社員で安全に対する決意を新たにし、安全の日に合わせて社員の安全と健康の「安全理念」を策定するとともに、その具体的な行動指針として「安全行動指針」を導入した。

策定に際しては「安全とは何か」「健康とは何か」「安全や健康は、誰のためのものか、何のためのものか」という問いに対する答えを深く語り合う場として、1月に現場第一線社員と女性社員を中心とする「安全理念検討プロジェクトチーム」を結成。チームが中心となって安全理念と安全行動指針を検討した。

■東電物流の「安全理念」
私たちにとって、安全と健康は、自分と仲間の命を守り、家族に安心を届ける大切な約束です。私たちは、過去の経験に深く学び、自らの知識・技能を活かすとともに、変化に気づき、報告する文化を築くことで、快適な職場環境のさらなる高みを目指します。

■安全行動指針
1.あなたは過去に学び、ルールを守り・守らせる姿勢を持っていますか?
2.あなたは、その事故・その危険・その問題をすぐに報告していますか?
3.あなたは日々、気づきの感性を磨き、知識や技能を伸ばし、それを活かしていますか?