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日通、中-アジア各地を鉄道・海上で複合一貫輸送

2018年3月30日 (金)

(以下画像の出所:日本通運)

空白

ロジスティクス日本通運は3月30日、中国現地法人である日通国際物流中国が、2月から新たに重慶とアジア各地を鉄道輸送と海上輸送で結ぶ複合一貫輸送サービス「重慶SEA&RAILサービス」の販売を開始したと発表した。

同サービスは、重慶からベトナム国境に近い欽州までの鉄道輸送と、欽州港から日本やシンガポール・ハイフォン・レムチャバンといった東南アジアの主要港までの海上輸送を組み合わせたもの。

重慶から東京までのリードタイムは16日で、長江経由の海上輸送に比べてリードタイムを半分に短縮する。また、同ルートを使い、アジア各地から重慶向けに輸送することも可能としている。

重慶と欽州の間では、2017年5月からコンテナの鉄道輸送が開始されてたが、同年12月から鉄道の便数が従来の週1便から週2便に増便され、欽州港からコンテナ船が提供できる仕向地も増えたため利便性が向上した。

また12月以降、「長江の内航船スケジュールは遅れが目立つうえに、春節から開始している三峡ダムの修繕工事による遅延も発生している」として、長江の内航船以外の輸送サービスを開発した。