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アマゾン、多治見市の物流拠点で地域貢献特別賞

2018年4月9日 (月)

環境・CSRアマゾンジャパンは9日、多治見フルフィルメントセンター(FC)が2012年の操業開始から現在までに実施してきたさまざまの地域貢献活動について、古川雅典多治見市長から同日「地域貢献活動特別賞」を受賞したと発表した。企業が行う地域貢献活動に対して、多治見市が初めて授与した「特別賞」となる。

 

アマゾンの地域貢献活動は、「地元の若者の未来を応援」「地域社会との連携」「災害、防災の協力体制作り」などを目的として、FC所在地の自治体、企業、学校、地元コミュニティとの「人の交流」を行っている。多治見市では、多治見北高等学校と連携し、生徒に向けた職業体験プログラム「ジョブシャドウ」、アマゾンジャパンジェフハヤシダ社長と生徒たちとの懇親会、Amazon Robotics開発責任者による全校生徒への講演会などを実施している。

今回の授賞式には、これまでの地域貢献活動に参加した企業・団体・学生を招き、地元の先進アートを展示するための施設「TREE by NAKED tajimi」のアーティスト協力のもと、授賞会場に特設したプロジェクションマッピングで多治見FCを紹介する映像投影の演出を行った。

古川市長は「5年に渡るアマゾンの安全を第一に考えるカイゼン活動、働きやすい職場づくり、さまざまなイノベーションや最先端のテクノロジーなどの担当者が地域と積極的に交流する取り組みは、住民にとっても働きやすい職場として認識されて、誇りとなっている。今後は、グローバル企業が、ひとつの地域に密着した良い関係作りの事例として、他の県や市町村
に向けて、市長としてアピールしたい」とコメントした。

松本潤多治見FCサイトリードは「今回の受賞は、アマゾンの知識や経験を地域に提供することに努力してきた従業員にとっ
て大きな誇りだ。アマゾンの顧客を大切にするカスタマーオブセッションの企業理念は、地域の住民に対しても同じでなければならない。我々は、多治見市の学校、企業、コミュニティなど、すべてをカスタマーとして、若者の未来を応援するプログラムや、アマゾンのイノベーションやテクノロジー、働きやすい職場環境の事例紹介などを通じて、地域住民にとって役立つ活動を展開していきたい」と述べた。