ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

トピー工業、中国に超大型ホイールの部品拠点を設立

2012年5月11日 (金)

拠点・施設トピー工業(東京都品川区)は10日、鉱山向けダンプトラック用超大型ホイール「SGORR」の部品を生産販売する100%出資子会社を、中国に設立すると発表した。

 

鉱山向けダンプトラック市場は、中国を含めたアジア、オセアニア地域を中心に、資源開発需要の拡大とともに今後も成長が見込まれており、3年後には3割程度の需要増加が想定されている。

 

これまで、トピー工業では需要の拡大に合わせて国内製造拠点・綾瀬製造所(神奈川県綾瀬市)の生産能力を段階的に拡大させるとともに、素材の製造工程である豊橋製造所(愛知県豊橋市)の製鋼設備を、2015年4月の稼働を目指して新鋭化する。

 

顧客から長期的にSGORRの安定供給を要請されていることから、今後さらに拡大する需要に対応するため、部品生産能力を増強する必要があると判断した。

 

こうしたニーズに対応するため、中国・天津市でSGORRの部品生産を目的とした子会社「天津トピー機械有限公司」を設立し、綾瀬製造所の完成品組立能力を拡大するとともに、部品調達の多様化を図り、調達リスクの分散化につなげる。