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日通、マレーシア・シャーラム工業地区に新倉庫建設

2018年5月30日 (水)
空白

拠点・施設日本通運は30日、マレーシア日本通運が9日にセランゴール州のシャーラム工業地区で、新倉庫建設の地鎮祭を行ったと発表した。

倉庫は5万9336平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート造2階建てで建設。倉庫面積は4万7373平方メートルで、このうち9000平方メートルに空調設備が設けられている。

同国では、国民所得の上昇により個人消費の伸長が著しく、今後は消費財の流通量増加に伴い、国内物流・倉庫需要が高まるとみられており、シャーラム工業地区は、マレーシア最大の消費地である首都クアラルンプールに近く、主要港であるポートケラン港、クアラルンプール国際空港へのアクセスが良く、物流拠点として好適な立地にある。

マレーシア日通では、同地域での国内販売物流、製造物流(ジャストインタイム納品)、空調施設を利用した定温保管やハラール商品の保管・配送など高度化する顧客ニーズに応えるため、拠点の新設を決定した。

■新倉庫の概要
所在地:Lot72, Persiaran Jubli Perak, Seksyen22, 40300 Shah Alam, Selangor Darul Ehsan, Malaysia
構造:鉄筋コンクリート造 2階建て
敷地面積:5万9336平方メートル
延床面積:6万3421平方メートル
倉庫面積:4万7373平方メートル(空調設備9000平方メートル含む)
事務所:4251平方メートル
庇部分ほか:1万1797平方メートル
主要設備:高床ホーム、1・2階接車バース(ランプウェイ方式)