プレナス、SCM強化へ組織変更

荷主「ほっともっと」「やよい軒」などのフランチャイズを運営するプレナスは11日、サプライチェーンマネジメント（SCM）を強化するなど、7月1日付で実施する組織変更を発表した。

物流関連では、海外事業に係る組織を独立させることですばやい意思決定を図るとともにSCMを強化し、海外事業の早期黒字化を目指すため海外事業の機能強化を行う。

また、グループ各社と連携し、商材の内製化を推進するとともに自社工場を最大限に活用し、グループ全体の生産性向上を図ることや、「商品本部」に生産管理・物流機能を吸収し、グループ全体のサプライチェーンマネジメントを効率的に実行するため、SCMを強化する。

具体的には、グローバル事業本部を新設し、外食事業本部のうち、海外に係る組織を再編成する。やよい軒本部、グローバル事業推進部、グローバルマーケティング部を管轄していた外食事業本部を廃止する。

さらに、商品本部に生産本部を新設。生産本部に生産部を設置する。SCM本部のSCM部とロジスティックス部を、SCM本部から商品本部に移管する。SCM部とロジスティックス部を管轄していたSCM本部を廃止する。

この組織変更を含む同日付で実施する物流関連の人事は次の通り。