財務・人事伊勢湾海運が6日発表した2027年3月期中間期連結決算は、売上高が前年同期比0.7%増の289億7600万円、経常利益が同14.2%減の16億8800万円、最終利益が8.0%増の12億7100万円となった。非鉄金属や金属加工機の取扱いが伸び悩んだ一方、鋼材や原料を中心とした貨物取扱量は底堅く推移した。増収を確保したものの、営業費用の増加などで利益率が低下した。
作業種別では、船内荷役料が9.7%増の40億4900万円、陸上運送料が8.2%増の43億1500万円となり、増収をけん引した。倉庫料も2.2%増の18億5800万円だった。一方、海上運送料は7.6%減の50億7100万円、沿岸荷役料は0.9%減の37億900万円、附帯作業料は1.0%減の96億8700万円となった。
名古屋港の貿易動向では、輸出は完成自動車やゴム製品が増加した一方、自動車部品が減少した。輸入では液化天然ガスや原油の取扱いが減少するなど、品目によって明暗が分かれた。
利益面では、売上原価が前年同期から増加したほか、販売費・一般管理費も膨らみ、営業利益は25.9%減の13億6400万円となった。一方、為替差損の縮小などにより経常利益の減少幅は営業利益より小さくなった。投資有価証券売却益3億6200万円を特別利益に計上したこともあり、最終利益は増益となった。
通期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比1.5%減の570億円、経常利益は同6.2%減の37億円、最終利益は7.6%減の24億円を見込む。
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