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輸出船契約12隻50万総トン、1.5倍増加

2018年6月21日 (木)

調査・データ日本船舶輸出組合が20日発表した、輸出船契約実績(5月)によると、一般鋼船の契約は12隻、50万総トンで前年同月と比べて1.5倍増加したことがわかった。

内訳は、貨物船が一般貨物船1隻、ばら積船がハンディマックス型6隻、パナマックス型4隻、ケープサイズ型1隻となっている。今年度4-5月分の輸出船受注量は24隻、103万総トンとなった。

5月受注分の契約態様は、トン数ベースで円建契約が1.1%、円・外貨ミックスが10%、外貨建が88.9%、現金払契約が100%、商社契約が16.4%だった。4-5月分では、円建契約が7%、円・外貨ミックスが4.8%、外貨建が88.2%、現金払契約が100%、商社契約が11.1%となった。

納期別の内訳は、5月受注分では2019年度ものが49.2%、20年度ものが50.8%。4-5月分では、19年度ものが57.3%、20年度ものが42.7%となっている。

一方、通関実績は5月分が17隻、59万総トン、4-5月分が34隻、151万総トンとなり、この結果、5月末の輸出船手持工事量は501隻、2671万総トンとなった。