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田中化学研究所、福井工場の生産設備増強

2018年8月7日 (火)

拠点・施設化学工業メーカーの田中化学研究所は7日、福井市白方町の福井工場内にリチウムイオン電池向け製品生産設備と廃水処理インフラ設備を増強すると発表した。

近年、環境配慮の観点や新たな産業育成など各国の政策を中心に環境対応車の普及推進が図られ、需要の拡大が見込まれている。こうしたなか同社は昨年11月に第一期投資として製品生産の前工程である原料溶解設備の増強を決定。今回は第二期投資として、製品生産設備と工場のインフラ設備の増強を決めた。

■設備投資の概要
所在地:(現事業所内)福井県福井市白方町45字砂浜割5-10
設備内容:リチウムイオン電池向け製品生産設備、排水処理等インフラ設備(第一期投資分:原料溶解設備)
増加能力:1200トン(1月あたり)
稼動開始:2019年7月(予定)
総投資額概算:50億円(第一期と合わせて70億円)