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国際物流総合展2018

ZMP、キャリロデリバリーの量産前モデル初出展

2018年8月10日 (金)
空白

イベントZMP(東京都文京区)は10日、東京ビッグサイトで9月11日から14日まで開催される「国際物流総合展2018」で、自律走行の宅配ロボット「キャリロデリバリー」の量産前モデルを初出展する、と発表した。

キャリロは、2016年に販売を開始して以来、電動ドライブモード、追従カルガモモードを搭載し、作業員の搬送の負荷を軽減しつつ生産性を向上させることで、これまで国内外の物流倉庫や工場、ホテルなどへの普及が進んでいる。

今回、人手不足で課題を抱えている企業のニーズに応え、自動で走行する機能を搭載した「自律移動モデル」を発表し、ことし11月の製品出荷に先立ち受注を開始している。展示会では、床に貼ったシールを読み取りながら指示通りに自動で進むキャリロのデモ走行を行う。

キャリロデリバリーは、実サービスに向けてデザイン、サイズ、ユーザインタフェースなどをフルモデルチェンジ。ロボット本体は、前モデルよりも小型化することで走行環境への適応力が向上。店舗のニーズに合わせ、さまざまなボックスの大きや個数のロッカーに取り替え可能としている。

また、ユーザーとの接点となる「表情」を豊かにすることで、周囲とのコミュニケーション手段を高めた。IT面では、商品の注文から決済、QRコード読み取りによるカギの解除が可能となるユーザー用アプリ、店舗での注文管理や各ロッカーへの商品積込をサポートする店舗用アプリ、各ロボットの位置・ステータスの管理・緊急時の遠隔操作が可能な遠隔監視システムを提供する計画。

■「国際物流総合展2018」概要
開催日時:2018年9月11日(火)-14日(金)10-18時(最終日のみ17時)
会場:東京ビッグサイト東1-6・8ホール(東京都江東区有明3-11-1)
ブースNo:2-201
公式サイト:http://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/