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村田機械、コンパクトな新型AGV開発

2018年9月7日 (金)

サービス・商品村田機械(京都市伏見区)は7日、コンパクトな新型無人搬送台車「Premex XIO」(プレメックス・ジオ)を開発したと発表した。

幅700ミリ×全長985ミリ×高さ350ミリのコンパクトボディで、最大荷重1トンのパレット積載が可能な小型低床式AGV。コンパクトな機体により、生産設備の間や下の狭い空間も、最高走行速度120メートル/1分で走行する。

本体(駆動部)と荷物を移載するターンテーブルがそれぞれ独立して360度旋回するため、各種装置へのアクセスや、荷姿方向を配慮した移載も容易。障害物を検知するセーフティースキャナを搭載し、狭い通路で複数台が走行しても安全な仕様としている。

また、AGVの多数台運用時は、最適割り付けなどの運用制御をシステム全体で行うため、生産能力の増強や繁閑に合わせた運用台数の増減調整も可能。パレット搬送仕分け台車やコンベヤなどの固定設備を代替しながら、柔軟性に富むパレット搬送システムとして、さまざまな物流現場に活用できるソリューションとなっている。

なお、11日から14日まで東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2018」に出展し、同製品を展示する。