村田機械、国際食品工業展で次世代AGVを展示

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荷主村田機械（京都市伏見区）は18日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で6月7日から4日間開催されるアジア最大級の国際食品工業展「FOOMA JAPAN 2022」で、ステンレス総合加工メーカー・タニコー（東京都品川区）のブースにて、次世代型スマートAGV（無人搬送車）「Premex XIO」（プレメックス・ジオ）を展示すると発表した。

プレメックス・ジオは、コンパクトボディーで最大荷重1トンのパレット積載が可能な小型低床式AGV。生産設備の間や下の狭い空間も、最高で毎分120メートルの速度で走行できる。駆動部と荷物を移載するターンテーブルがそれぞれ独立して360度旋回するため、各種装置へのアクセスや荷姿方向を配慮した移載も容易だ。障害物を検知するセーフティースキャナーを搭載し、狭い通路で複数台が走行しても安全だ。

AGVを多数の台数で運用する際には、最適な割り付けなど運用制御をシステム全体で行うため、生産能力の増強や繁閑に合わせた運用台数の増減調整も容易だ。パレット搬送仕分け台車やコンベヤーなどの固定設備を代替しながら、柔軟性の高いパレット搬送システムとして、様々なタイプの物流現場で活用できるのも特徴だ。

■FOOMA JAPAN 2022のタニコーブース概要
会期：2022年6月7日（火）から10日（金）まで、10時から17時まで
開催場所：東京ビッグサイト 東1～8ホール
ブース：7K-23（東7ホール）