ハコブ、大手GMS物流拠点にバース管理ソリューション

サービス・商品Hacobu（ハコブ、東京都港区）は20日、同社が提供する物流情報プラットフォーム「MOVO」（ムーボ）のバース管理ソリューションが、9月から埼玉県久喜市にある大手総合スーパー（GMS）の関東地方向け主力物流拠点で運用開始された、と発表した。

多くの物流拠点でトラックの待機が常態化している要因として、車両を適切に誘導できていないことや、いつ荷積・荷卸できるかわからない不信感から早めに到着してしまうことなどが挙げられるが、大手GMSの物流拠点では、これらの要因を解消するためにハコブのバース管理ソリューションを導入した。

同ソリューションでは、納品事業者側と受入拠点側の協力関係をベースに、事前予約の作成から納品当日の物流拠点側での受付・誘導業務までを一貫してオンラインで実現。これにより接車時間枠の事前予約を標準化し、受付業務を簡略化することができる。

今回の取り組みでは、バースの予約を登録する主体が納品事業者だけでなく、納品するドライバー自ら実施できるのが特徴。また、同サービスについては、ほかの大手GMSでもすでに導入済みであり、多くの納品事業者は同じ画面から予約先拠点を選択するだけで、いずれの物流拠点に対しても予約を作成することが可能となる。