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商船三井、新入社員35人迎え入社式

2018年10月2日 (火)

ロジスティクス商船三井は2日、新入社員35人(海上新卒14人、海上キャリア1人、陸上20人)を迎え、1日に入社式を行ったと発表した。池田潤一郎社長のあいさつは次の通り。

▲あいさつする池田潤一郎社長

■商船三井・池田潤一郎社長のあいさつ(要約)
働いている中で、価値判断や意思決定の基準をどうやって作るのか、作られるのか。親、教師、先輩、上司などから教わったもの、自分で築きあげたものがあるだろう。商船三井にも、社員全員が大事にしたいValueがある。それが「MOL CHART」だ。

例えば「Challenge」は大局観を持って新しい価値を創造すること。会社が直面している新しい経営環境に対して、難しいけれど正面から当たっていく。単なる気合でなく、しっかりした価値観に基づくこと、そして世界経済が向かっていく方向感を認識する必要がある。皆さんが、若い発想力や豊富な経験を元に、新たな価値を生み出すことを大いに期待している。

新しい価値を生み出すには、社員一人ひとりが従来型の思考・行動パターンから一歩踏み出し、柔軟な発想が次々と湧き出すような生き生きとした組織を作り上げること、そのための「働き方改革」を実行することが重要だ。現場をけん引するミドルマネジメントの推進力を強化すべく、人事制度改革を実行し、柔軟性のあるワークプレイスやワークスタイルの検討など組織活性化のために必要な取り組みを進めていくことを、私自身が「働き方改革委員会」の委員長としてコミットする。

最後に差をつけるのは社員それぞれの人間力だ。現在世界中に海陸併せて2万人の個性溢れるスタッフがいる。彼らと連携しながら、世界の物流のビジネスパートナーに商船三井が選ばれるよう、皆さんの人間力を存分に発揮してもらいたい。海上職の皆さんは、まずは現場でさまざまなスキルを貪欲に身に着けることからはじめながらも、海陸に縛られずに多様な価値観を育もう。キャリア入社の皆さんは、すでに培ってきた高いスキル・深い経験を活かし、会社に新しい風を吹かせることを大いに期待している。皆さんの人間力で、商船三井という巨大な船を動かし、当社の次の100年を共に築いていこう。