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九州の大型倉庫空室率大幅改善、CREレポート

2018年10月23日 (火)

調査・データシーアールイー(CRE、東京都港区)は22日、賃貸倉庫の市場動向をまとめた「倉庫・物流不動産マーケットレポート(ベータ版)Ver.201809」を発行した。

レポートでは、四半期末のメガ供給の影響を受け、首都圏の大型倉庫の空室率が4.37%と0.58ポイント上昇。関西圏は1年ぶりの高水準の需要で、空室率は10.14%と3.24ポイント低下した。九州は空室率が3.51%で8.77ポイントの大幅改善。福岡エリアの需要が堅調だった。中部は7.52%で2.33ポイント減。南エリアの空室率は依然高水準となっている。首都圏の中小型倉庫は、空室率が1.02%(0.19ポイント減)でほぼ横ばい。「底堅いニーズが続く」と見ている。

レポートは1万平方メートル以上の賃貸大型倉庫を中心に、首都圏、関西圏、九州、中部エリアの市場動向をまとめたもので、同社ならではのデータベースをもとに、賃貸中小型倉庫(1000坪未満/同社管理のみ)の情報も掲載している。今後も四半期ごとの市場動向をまとめ、発行していく。

(出所:シーアールイーレポートより)

■レポート詳細
https://www.logi-square.com/member/article/column/181022.html