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米ドローン配送、重複空域で8000件運航

2026年6月26日 (金)

ロジスティクス米国を中心にドローン配送を手がけるフライトレックス(イスラエル)は25日、米国で導入した自動無人航空機交通管理(UTM)サービスを通じ、複数事業者が同じ低高度空域で配送飛行を行う運用が月間数千件規模に拡大したと発表した。ダラス・フォートワース都市圏の運用区域で、他社との飛行経路の重なりを自動調整し、空域上の衝突は発生していないという。

(出所:フライトレックス)

同社は米連邦航空局(FAA)のUTM運用評価の下、ほかの事業者と飛行意図データをリアルタイムで共有している。各社間で手作業による調整を行わず、システムが飛行経路を自動的に調整する仕組みで、国際標準「ASTM F3548-21 USS Interoperability」に基づく。

2026年1月から2月にかけて、フライトレックスと同じくドローン配送のウイング(米国)は、テキサス州リトルエルム、ワイリーの2地域で、重複空域を含むドローン配送を8000件実施。31日の運用日のうち30日で同時運用が行われ、1日10時間超にわたって運航時間が重なった。UTMはすべての飛行計画を調整し、空域上の競合は確認されなかった。1日あたりの両社合計運航数は1月から2月にかけて215%増加した。

ワイリーでは、ウイングの拠点がフライトレックスの運用中心から1.36マイルの距離にあり、商用ドローン配送で比較的密度の高い空域共有環境となっている。フライトレックスは、経路配分、4D軌道調整、リアルタイムの競合回避を進めることで、都市圏での複数事業者による配送拡大に対応できるとしている。

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