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機械輸出額20か月ぶりマイナス、JMC調べ

2018年11月26日 (月)

調査・データ日本機械輸出組合(JMC)が22日発表した、9月の機械貿易動向によると、機械輸出額は4兆3374億円で前年同月と比べて1.7%減少し、20か月ぶりにマイナスとなった。機械輸入額は2兆699億円で0.5%減少。

JMCは「9月の営業日数が2日少ないことが大きな要因となっている」と分析。為替・営業日要因が9.4%の減少寄与要因だったことを考慮すると、実質的な伸び率は7.7%増となった。

輸出額の地域別では、北米向けが0.3%減、中国向け0.1%増、ASEAN・南アジア向け2.3%増、EU向け6.7%減、韓国・台湾向け7%減、「その他地域」向け2.8%減と主要地域でプラスだった。

業種別では、7業種がプラスとなり、前月に比べて8業種減少した。そのうち、船舶(11.5%増)、工作機械(10.7%増)、陸用内燃機関(12.8%増)の3業種が2ケタの伸びとなったが、機械全体では1.7%減となった。

10月の輸出については「為替・営業日要因は4.9%の増加寄与要因となっているが、11月19日発表の貿易統計によると、機械輸出は7.8%増加だった」(JMC)。