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豊田合成、トラック向け警報ハンドルの開発加速

2018年11月27日 (火)

サービス・商品豊田合成は27日、人とクルマが情報をやり取りするためのヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)機能を持つハンドルの開発を加速させると発表した。

9月にはハンドルに付けたカメラで運転手の顔を撮影、脇見・居眠りを検知したときに警報する後付け製品「トラック向け脇見・居眠り警報ハンドル」を物流子会社のTGロジスティクスへ販売。TGロジスティクスのトラックで累計10万キロ以上の実証実験を行い、事故の危険性が高まる2秒以上の脇見が減るなど一定の効果を確認した。名古屋東部陸運など複数の運送会社でも試用をはじめているという。


このほか、グリップ部に内蔵したセンサーで、ハンドルを握っているかどうかを高い精度で検知し、手放し運転時には音と表示で運転手に注意を促す「グリップセンサー付きハンドル」を実用化。今後は開発活動を強化して「人とクルマの接点としてのハンドルの機能」を高めていく。