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商船三井、安全教育にVRの臨場感活かす新コンテンツ

2018年11月29日 (木)

▲(1)「クレーン落下」、(2)「転落事故」、(3)「火災避難」のVR画像

空白

▲「スナップバック」のVR画面

環境・CSR商船三井は29日、積木製作(東京都墨田区)のVR技術を用いたゴーグル型乗組員安全教育ツールに、係船索やタグラインが異常に張った状態で破断した際、ロープが瞬時に跳ね返ってくる「スナップバック」のコンテンツを追加したと発表した。

このツールは「不安全行動」によって発生する可能性がある船内事故について、CGを利用してリアルに再現し、安全対策を明示することで乗組員の安全意識を高めるために導入した。

▲注意喚起表示

今回は「転落防止」「クレーン吊り荷落下」「火災発生時の対策」に続く4コンテンツ目として、曳船と本船をつなぐタグラインが破断して跳ね返り、乗組員の背後に強く打ち付ける事故を取り上げた。背後で発生するため、これまでの映像ツールでは説明が難しかったが、全方向に転換可能な視点と臨場感を再現するVRの特徴を活かし、教育効果の向上を図るとしている。