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商船三井、VR安全教育に新コンテンツ追加

2018年10月10日 (水)

▲「クレーン吊り荷落下」のVR画面

環境・CSR商船三井は10日、積木製作(東京都墨田区)のVR(仮想現実)技術を活用したゴーグル型乗組員安全教育ツールに、「クレーン吊り荷落下」と「火災発生時の対策」のコンテンツを追加したと発表した。

このツールは、CGで再現した不安全行動によって発生しうる船内での事故を、実際の事故に遭遇せずとも視覚的な体験を通じて事故を疑似体験し、その後俯瞰的に第三者的視点で振り返ることにより危険状態の認識の向上を図るもの。安全対策を明示し、乗組員の安全に対する問題意識を高る効果もある。

▲「火災発生時の対策」のVR画面

2017年に導入して以来、持ち運びが容易なゴーグル型VRの強みを最大限に活かし、「転落防止」のシナリオを世界各地の当社関連船舶管理会社と同船内で展開してきた。視覚的な安全対策が求められる労働災害を乗組員に調査した上で今回、VR技術との適合性が高いコンテンツ2件を新たに加えた。