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アイシン精機、ドラレコ連携ドライバーモニターシステム発売

2019年1月10日 (木)

サービス・商品アイシン精機は10日、中日諏訪オプト電子の社内カンパニー、ファインフィットデザインカンパニーと共同で、事業者向けドライブレコーダー連携ドライバーモニターシステムの販売を3月から開始すると発表した。

閉眼状態や視線、顔の向きを検出するアイシン精機のドライバーモニターシステムと、昼夜を問わず高精細な映像が撮影できる中日諏訪オプト電子のドライブレコーダーを連携させた。ドライバーモニターシステムが運転者の脇見、居眠りを検知すると、警報により運転者に注意喚起を行う。また、画像や警報情報をドライブレコーダー内に記録し、運転者の傾向分析や教育といった事業者向け用途にも使用できる。

アイシン精機は、2006年に世界で初めて顔の向きを検知するドライバーモニターシステムを開発し、脇見や居眠り運転などに起因する交通事故をなくすため、継続的に機能の追加や精度向上に取り組んできたが、今回の製品には人工知能を搭載し、顔の向きや視線、閉眼といった検知精度とマスクやサングラスなどによって「顔の一部が隠れた状態での認識性能」を飛躍的に高めた。

中日諏訪オプト電子は、デジタルカメラ、プロジェクターで培った撮像・投影光学技術を活用し、車載分野に向けてもADAS(先進運転システム)の”肝”となる車載用DLPプロジェクター、センサーなどを開発。ファインフィットデザインカンパニーでは、ドライブレコーダーやデジタルタコグラフといった車載器製品を提供し、通信機能を内蔵した車載器などカスタムによる製品も多く展開している。

■製品仕様
型式:TX129-001TH
電源:バッテリー12Vまたは24V、マイナスアース方式
消費電力:10W以下
待機時電流:100uA以下
外形寸法:カメラ本体部(W×H×D)105ミリ×39ミリ×53ミリ
質量:カメラ本体部150グラム以下
撮影距離:300-1000ミリ
解像力:1280×960ピクセル
保存温度範囲:マイナス40-85度
動作温度範囲:マイナス20-70度