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拠点・施設プロロジスは28日、京都府京田辺市の物流施設「プロロジスパーク京田辺」の契約率が竣工直後の2018年11月の時点で100％に達したと発表した。竣工前に契約していた丸紅ロジスティクス（東京都千代田区）、佐志田倉庫（同）の2社に加え、竣工した同年11月に合通トラスコ（大阪市福島区）など2社の入居が決まり、満床稼働となった。4社はいずれもほかの物件でプロロジスの施設を利用した実績がある。
▲プロロジスパーク京田辺
合通トラスコは、事業拡大のため18年11月に2万2000平方メートルの賃貸借契約を締結。施設クオリティに加え、JR学研都市線松井山手駅からの通勤利便性を評価して契約に至った。荷主はコカ・コーラボトラーズジャパンで、飲料の保管拠点として利用する。
同じ月に契約を結んだ大手物流企業は、ワンフロア2万2000平方メートルの広さと、ロボットを導入した効率的な庫内オペレーションが可能だと判断して入居を決定。多数のスタッフ雇用を想定し、雇用確保がしやすい周辺環境、駅から徒歩10分の通勤利便性、駐車場台数も評価した。
プロロジスパーク京田辺は、7万平方メートルの敷地に地上6階建て、延床面積16万平方メートルのマルチテナント型物流施設で、上り・下りそれぞれのランプウェイを備え、45フィートコンテナトレーラーが各階のトラックバースに直接アクセスできる仕様。
新名神高速道路八幡京田辺JCT・IC、第二京阪道路京田辺松井ICから300メートルと近く、東西南北の交通の結節点に位置する、物流に最適な立地が特徴。松井山手駅からは敷地内のバス停まで路線バスが走るほか、徒歩でも10分と通勤利便性が高い。周辺には住宅地が広がり、昨今、入居企業にとって課題となっている労働力の確保にも有利。
■「プロロジスパーク京田辺」の概要
所在地：京都府京田辺市松井宮田1
敷地面積：6万9701.56平方メートル（2万1084.72坪）
延床面積：16万1367.33平方メートル（4万8813.62坪）
構造：地上6階建RCプラスS造
着工：2017年5月
竣工：2018年11月
詳細：https://www.prologis.co.jp/portfolio/kansai/kyotanabe
