ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ESR、160億円投じ茅ヶ崎市に新たな物流施設

2019年4月22日 (月)

▲ESR茅ケ崎ディストリビューションセンターの竣工イメージ

拠点・施設物流施設開発を手がけるESR(東京都港区)は19日、神奈川県茅ケ崎市で新たな賃貸物流施設を開発すると発表した。新施設は敷地面積3万3870平方メートル(1万246坪)、延床面積6万9241平方メートル(2万945坪)、4階建てで、複数の企業が入居できるマルチテナント型施設を想定して開発に着手。160億円を投資し、2020年5月に着工、21年6月末の竣工を目指す。

開発予定地は、茅ケ崎市が区画整理事業として整備した土地で、圏央道寒川南インターチェンジ(IC)から500メートルと近い。3月に新たに開通した新東名高速道路を利用することで、首都圏のみにとどまらず東海・関西への輸送にも適した立地となる。

作業者の確保しやすさにつながる鉄道駅との接続性にも優れ、JR東海道本線茅ケ崎駅、JR相模線寒川駅、香川駅の2路線3駅からの通勤できるほか、複数運行する路線バスの利便性も高い。

建物は4階建ての耐震構造で、トラックはスロープで3階まで直接乗り入れることが可能。積み卸しのためのトラックバースは1階46台分、3階30台分を計画し、敷地内には24台分の大型トラック待機場のほか、103台分の駐車場を設ける。倉庫部分は小割対応の設計で、最大6テナントが分割利用できるようにする。

ESR茅ケ崎ディストリビューションセンターの施設概要
所在地:神奈川県茅ケ崎市上ノ前
敷地面積:3万3869.81平方メートル(1万245.61坪)
延床面積:6万9241平方メートル(2万945.4坪)
着工:2020年5月
竣工:2021年6月末
構造:地上4階建て
用途地域:準工業地域

▲所在地(出所:ESR)