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スズキ、中国で二輪車の販売を開始

2012年6月29日 (金)

産業・一般スズキは29日、中国で大型二輪車2機種の販売を開始すると発表した。二輪車の製造販売合弁会社「済南軽騎鈴木摩托車有限公司」とスズキの販売子会社「鈴木(中国)投資有限公司」を通じ、7月1日から販売を開始する。

 

中国ではこれまで、二輪車は日常の交通手段として利用されてきたが、所得の向上やライフスタイルの変化に伴い、趣味やレジャーとしての需要が高まってきている。

 

これらの需要に対応するため、欧州や北米市場で販売している大型二輪車を投入し、中国市場を開拓していくことにしたもの。

 

今回販売する2機種は、スズキのフラッグシップ大型二輪車「GSX1300Rハヤブサ」(排気量1300立方センチメートル)、クルーザータイプの「ブルバードM109R」(排気量1800立方センチメートル)で、日本から完成車で輸出し、北京1店と上海2店で販売する。

 

今後は需要の見込める大都市を中心に、段階的に販売網を拡大させていくとしている。