トーヨーカネツS、自動認識システム大賞を受賞

認証・表彰トーヨーカネツソリューションズは、オートバックスセブンへ納入した「RFID物流リターナブル資産管理システム導入効果の検証」で「第15回自動認識システム大賞」（日本自動認識システム協会主催）を受賞した。

大賞を受賞したシステムは、トーヨーカネツソリューションズがオートバックスセブンの物流資産可視化と作業コスト削減を図るために納入したRFIDシステムで、RFIDゲートで同社製RFIDネットワークコントローラを活用し、ゲートを通過したオリコンやカゴ台車のみを自動認識する「タグトランジション」機能を利用することで、周辺の移動しないカゴ台車との識別を行い、タグの誤読みを防ぎ、読取り精度を上げた。

オートバックスセブンの東日本ロジスティクスセンターで、RFIDカゴ台車管理を先行導入し、その後RFIDオリコン管理システムを導入、ことし3月に西日本ロジスティクスセンターでRFIDカゴ台車とオリコン管理システムを同時稼働させた。

これにより、オートバックスセブンは、全店舗を対象としたRFIDによる物流リターナブル資産管理体制を構築し、資産を個別に管理できるようになり、滞留・紛失がなくなったほか、作業コスト削減につながったという。