ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

スズキ軽商用車に日立AMの夜間歩行者検知機能搭載

2019年6月26日 (水)

サービス・商品日立オートモティブシステムズはこのほど、スズキが仕様変更として安全装備を充実させて今月、販売を開始した軽商用車「エブリイ」と軽乗用車「エブリイワゴン」に、夜間の歩行者検知機能を持つステレオカメラが採用されたと発表した。

仕様変更されたエブリイ、エブリイワゴンには、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能などの先進運転支援システム(ADAS)が装備されたほか、スズキの車種では「ソリオ」「ソリオバンディット」が装備している夜間歩行者検知による衝突被害軽減ブレーキと同じ機能が追加された。

いずれの車種も日立オートモティブシステムズのステレオカメラによる、機械学習技術を活用した夜間歩行者検知機能が導入されており、膨大な画像の教師データをステレオカメラに入力することで、これまで困難だった高精度な夜間の歩行者検知を実現した。

自動車生産台数に占める緊急自動ブレーキなどのアクティブセーフティシステムの装着率は世界的に上昇し、外界を認識するカメラなどのセンサーの市場規模も拡大するなか、国内では新車販売台数の40%近くを軽自動車が占めていることから今後、軽自動車へのセンサー装備の拡大が見込まれる。