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ヤマタネ2Q、物流・精米販売好調も採算悪化で減益

2019年11月1日 (金)

財務・人事ヤマタネが1日に発表した2020年3月期中間決算(4-9月)は、物流部門、食品部門が堅調に推移し、売上高276億9300万円(1.1%増)と増収だったものの、人件費増や販売価格競争のほか、前期に計上した不動産売却益の剥落があり営業利益は19億2300万円(42.6%減)で着地した。

物流部門は、倉庫の保管残高が堅調に推移し、運送収入も増収。加えて、海外引越や港運通関業務が好調であったことから部門売上は3.8%増の110億2400万円だった。一方、部門利益は、荷役や付帯作業にかかる人件費が増加するなどして、8.8%減の13億6900万円だった。

食品部門は、精米販売量が5万玄米トン(10.9%増)と好調で、部門売上は10.3%増の142億7000万円だった一方、部門利益は、販売価格競争の激化による採算の悪化と配送費の増加を受けて、3.8%減の2億8500万円となった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/中間20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q
売上高27,693 [1%]13,978 [-2.7%]53,442 [-0.3%]40,571 [0.3%]
営業利益1,923 [-42.5%]949 [-58.2%]5,353 [16%]4,369 [24.4%]
最終利益1,094 [-39.6%]496 [-53.4%]2,213 [-13%]2,407 [12.2%]
売上高営業利益率6.9%6.8%10.0%10.8%