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全ト協、一般貨物今後も悪化の見通し

2019年11月11日 (月)

ロジスティクス全日本トラック協会(全ト協)が11日発表した、7−9月期のトラック運送業界の景況感(速報)のうち「品目別」景況感は、消費、建設関連貨物は改善したものの、機械関連貨物が悪化し、続く10−12月期では全ての貨物で悪化傾向となる見通しであることがわかった。

消費関連貨物は「マイナス21.1」と4−6月期から3.1ポイント改善したものの、今後は「マイナス34.4」と13.3P悪化する見通し。建設関連貨物は「マイナス40.5」から25.7P改善の「マイナス14.8」となった。機械関連貨物は「マイナス24.3」と2.6Pの悪化。その他貨物は「マイナス42.1」で14.3P悪化となった。

9-12月期については、消費関連は「マイナス34.4」、建設関連は「マイナス42」、機会関連はマイナス「47.1」、その他貨物については「マイナス50.7」とすべての貨物で悪化傾向にある。

地域別の一般貨物景況感は、北海道、東北、関東、中国、四国、九州で上がったものの、北陸信越、中部、近畿では低下した。

▲品目別 業界の景況感に関する指標(一般貨物/出所:全ト協)