メディカル日本通運は27日、インド日本通運のハイデラバード空港貨物地区内の倉庫が11月5日付で、医薬品の適正な流通基準であるGDPの認証を取得した、と発表した。

▲倉庫内部の様子(出所:日通)
同社のハイデラバード支店は、同空港内の倉庫に、冷蔵(2度~8度)、定温(15度~25度)、常温の3温度帯の温度管理機能を備えた空調施設を新設。倉庫保管と同社の国際温度管理輸送商品と組み合わせることで、医薬品産業の物流ニーズに対応する。
インド南東部のテランガナ州の州都・ハイデラバードは、ベンガルールと並び、世界の都市の中で最も成長著しい都市として注目されており、医薬品産業の重要拠点の1つとして多くの医薬品企業や国立研究所が集積している。
同社は、「今後も医薬品の高度化・多様化するニーズに応えるサービスを拡充し、重点産業としている医薬品産業の取り組みを強化していく」としている。

▲倉庫の外観(出所:日通)
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日通、印・小売大手の物流子会社に99億円投資(19年9月24日掲載)
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