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郵船ロジ、日欧間シベリア鉄道輸送実験に参加

2020年1月10日 (金)

行政・団体国土交通省は10日、シベリア鉄道を利用した日欧間輸送の実証事業に、郵船ロジスティクスが精密機器輸送で参加することを発表した。

同事業では、これまで危険品(東洋トランス)、化学品タンクコンテナ(日新)、輸入混載貨物(日本通運)の輸送実験を行っており、今回追加した実証事業では、1月から2月にかけて名古屋港から露・ウラジオストクを経由して独・デュイスブルクへ精密機器を輸送し、輸送中の振動に関するデータ収集と精密機器への影響を検証する。

国交省は、シベリア鉄道を利用した日欧間輸送について「海上輸送比1.5倍の輸送コストが課題」と認識しており、さまざまな貨物で輸送試験を行うことで、物量を確保し、ロシア鉄道とボリュームディスカウントの交渉をしたい考え。

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国交省、日欧シベリア鉄道輸送は海上比コスト1.5倍(19年12月27日掲載)
https://www.logi-today.com/362352

▲実証事業の位置関係図サンプル(出所:国交省)