財務・人事ロジネットジャパンが11日に発表した2020年3月期の連結決算によると、東日本グループは前期と比べ利益が減少したものの、札幌通運グループと西日本グループがこれを吸収し、全体では売上高656億600万円(前期比6.2%増)、営業利益33億3900万円(5.9%増)の増収増益で着地した。
札幌通運は取扱量の増加と適正運賃収受の取り組みによって19.7%の増益、西日本は事業エリア拡大で18.8%の増収となり、それぞれ利益と売上をけん引した。東日本はEC事業と区域輸送の拡販で増収だったが、拠点統合により7.2%の減益となった。
今期は売上高610億円(7%減)、営業利益27億5000万円(17.6%減)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/通期 [前年同期比] | 20/3/3Q [前年同期比] | 20/3/中間 [前年同期比] | 20/3/1Q [前年同期比] | |
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売上高 | 65,606 [6.2%] | 50,043 [8.8%] | 32,491 [12.7%] | 15,582 [10.5%] |
営業利益 | 3,339 [5.9%] | 2,853 [11.4%] | 1,930 [28.5%] | 762 [16.5%] |
最終利益 | 2,128 [2.9%] | 1,878 [11.1%] | 1,308 [31.6%] | 539 [20.3%] |
売上高営業利益率 | 5.1% | 5.7% | 5.9% | 4.9% |