ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日立建機、ダンプの自律運転技術開発を推進

2012年9月20日 (木)

産業・一般日立建機は20日、世界の露天掘り鉱山業界向けに今後2017年度にかけて5年間にわたり、ダンプトラックの自律運転に関する包括的な技術を開発し、提供していくと発表した。

 

日立製作所製ACドライブ搭載のダンプトラック

日立製作所製ACドライブ搭載のダンプトラック

日立製作所製ACドライブを搭載したダンプトラックの開発で、既に日立製作所と連携した取り組みを進めており、自律運転の技術開発でも共同開発体制をとる。

 
ダンプトラックの自律運転は、車両に搭載した車体制御システムと管制システムを通信技術でつなぎ、走行や荷の積み下ろしなど、鉱山現場で必要な作業を運転手が乗っていない状態でも可能にするもの。

 

同社は、日立製作所の先進技術を取り入れたACドライブダンプトラックシステムや、カナダ子会社のウェンコ・インターナショナル・マイニング・システムズ社の鉱山運行管理システムなどをベースとして、顧客ニーズに対応するソリューションを段階的に提供していく。自律運転の現場での稼働試験は、2013年度から開始する。