拠点・施設DPワールド(UAE)は18日、カナダ東部ニューブランズウィック州のセントジョン港で、アメリコールド(米国)の新たな低温物流施設が稼働したと発表した。港湾、鉄道、冷蔵・冷凍保管を一体化した拠点として、東部カナダの温度管理物流能力を拡充し、食品貿易のゲートウェイ機能を強める。
新施設はDPワールドのセントジョン港ターミナルに隣接し、カナディアン・パシフィック・カンザスシティ(CPKC、カナダ)の鉄道網と接続する。保管能力は2万2000パレット分で、船舶、鉄道、トラック間で温度管理貨物を移動しやすくする。港と倉庫の間でドレージを挟まない設計により、中間輸送を減らし、輸送時間とコストの圧縮を図る。
対象貨物は、たんぱく質食品、水産品、冷凍食品などの生鮮・冷凍品。カナダから欧州、南米、アジア太平洋地域への輸出に加え、北米向け輸入にも対応する。輸送モード間の荷扱いを簡素化し、滞留時間の短縮や品質劣化の抑制につなげる狙いがある。
同施設は、アメリコールドの低温保管、DPワールドの港湾物流、CPKCの北米3か国を結ぶ鉄道網を1か所で組み合わせた拠点となる。CPKCはカナダ、米国、メキシコを単一鉄道網で結ぶ事業者で、内陸の生産地と国際市場を結ぶ温度管理サプライチェーンの形成を進める。
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