
(出所:シーバ・ロジスティクス)
国際シーバ・ロジスティクス(フランス)は18日、豪州とマレーシアでエアトランク(豪州)が進めるハイパースケールデータセンター向けに、統合物流サービスを提供していると発表した。クラウドやAI(人工知能)需要の拡大を背景に、アジア太平洋地域で増える大型デジタルインフラ建設を、重量物輸送や保管、通関、国内輸送、プロジェクト管理で支える。
対象は、豪シドニーのデータセンターキャンパスと、マレーシア・ジョホールバルの2拠点。エアトランクは2015年に豪州で設立されたデータセンター事業者で、アジア太平洋・中東地域でクラウド、AI、大容量データ処理向けの基盤を展開している。シドニー拠点は豪州東部の需要に対応する大型キャンパスで、ジョホールバルの拠点は東南アジアのデジタル需要を見込む。
シーバはシドニーでの大規模インフラ案件の最初の6か月工程を完了し、現在はジョホールバル案件を支援している。建設期間中の複数拠点運用を管理し、45トン級発電機や大型空冷塔など重量・大型設備の保管、輸送、搬入調整を担う。冷却・空調関連の重要部材も扱い、現場納入に向けた在庫配置と出荷効率を管理する。
同社は契約物流に加え、航空、海上、陸上輸送を組み合わせ、国境を越えて到着する貨物の受け入れ、保管、現場向けの段取りを一体で運用する。AIインフラの拡大はサーバーや電源、冷却設備など特殊貨物の移動を増やしており、データセンター建設では物流の遅れが工程全体に波及しやすい。シーバは世界170か国、1700拠点のネットワークを背景に、アジア太平洋地域で高まる建設物流需要に対応する。
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